peikanzo’s blog

退職おっさんの世界一周冒険の旅

Fes 3月18日

このままではモロッコから出られなくなります。
ロッコ政府は次々に交通を遮断しています。
ロッコから旅行者が脱出しています。
飛行機はキャンセルが相次ぎ、ほんの少し動いているものに群がり、残っていません。
次にどこに行くかで航空会社のHPから徹夜で探しました。
こういう時に限って、夜中にぱったりとWi-Fiが繋がらなくなりました。

一旦寝て、早朝再開。
Wi-Fi大丈夫です!
恐ろしいことにこれがないと何もできないことが今さら実感しました。
ロッコに乗り入れしている航空会社のHPをしらみ潰しに当たります。
絶望しながら夜が明けました。
朝方、ノルウェージャンエアシャトルマラケシュヘルシンキ線の航空券をゲットしました。
617.39€。
これが本当に飛ぶのか怪しいですが。
ヘルシンキはフィンエアの中心です。
そしてフィンエアは私が購入している世界一周航空券ワンワールドのアライアンスなのです。
日本航空に航空券を変更するために電話しました。
しかし、2時間繋がりながら誰も電話に出てくれませんでした。
ブラステルに電話代の追加費用を払いました。

午後、フェズの旧市街に行きました。


フェズは有名な迷宮都市です。

しかし、この時期に散歩することの間違いに気づかされました。
観光客は東洋人の私一人です。
何回も何回も「コロナ、コロナ」と言われました。
私はその都度、言った奴を呼び止め、注意します。
手を握り、肩を組み、どうして?理由は?と聞きます。
あまりの多さに疲れました。
ランチを食べるために外出しましたが、気分が悪いです。
帰り道でも若者グループがすれ違いに「コロナ」と言ってきます。

ステキなパン屋に寄りました。

店員が一生懸命説明してくれましたので、たくさん買いました。

夕方、怒涛の展開です。
日本大使館からメールが来て、モロッコ政府が19日で全ての飛行機を遮断すると。
またもや過酷な試練が待ち構えていました。
やっとモロッコを脱出できると喜んでいたのに。
航空会社から21日の航空券を当然のごとくキャンセルのメールが来ました。
しかし、よく読んでみると明日の便に変更できると提案があります。
これを逃したら私はモロッコ人にならなければなりません。
このチャンスを活かすために動きます。
明日はマラケシュに行く計画でしたので、列車の切符とホテル2泊を予約していました。
明日の飛行機に間に合わせるためにはフェズを5時前に出る1番列車に乗らなけれいけません。
ネットでマラケシュ行きの列車をキャンセルし、カサブランカ行きのチィケットを購入しました。
残念ながらマラケシュのホテルは1泊分キャンセルできませんでした。